金髪執事と1つ屋根の下
昨日は助けてくれたケド…それはただの優しさ。
恋愛感情じゃない。
それに……まだあたし逹出会ったばっかりだし…。
「逃げてるだけでしょ?」
「え?」
未来はため息をつきながらあたしを見ていた。
あたしはゴクリと唾を飲みながら未来から目を離さない。
「好きになったらぶつかるしかないの!!!!」
「そんな勇気…無い」
ぶつかって砕けるくらいならぶつからずに諦める方がいい。
そうしたら、あたしも隼人も誰も傷つかないから。
「学ラン金髪男子は…イイ男なんでしょ!?」
「へ?」