金髪執事と1つ屋根の下
潜入☆開始
「み…未来…」
「何よ!?静かにしてて!!」
「何であたし達こんな状況になってるの…?」
ーガタンッ
……………!!!!!????
大きな物音にあたしは身体を震わせた。
横にいる未来は冷静な表情でシレッとしている。
何でそんなに普通なの?
あたしはため息をつきながら扉に寄りかかった。
目の前に見えるのは見たことのない教室。
所々に転がっている学ラン。
それに代わってあたし達が着ているのはブレザー。
……今あたし達は隼人が通っている高校に忍びこんでいる。
「何かあたし…ストーカーみたい」