金髪執事と1つ屋根の下




この勝負……勝った!!!!
↑何の勝負?



あたしと反対の方を向いている白衣の先生を見てそう思った時…






~♪♪~♪~






「………!!!!!????」






学ランの下に着ているブレザーのポケットの中で着信音が鳴り響く。



嘘でしょ!!??




そう思った時は既に遅かった。






「何してるんだお前!!授業中だぞ!!」





「…………っ!!!」







そう大声で叫びながら白衣の先生が全速力であたしの方へと走ってきている。




どど、どうしよう!!!



いつの間にか消えている着信音。


本当タイミング悪すぎ!!





あたしは後ろを振り向いて走り出す。





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