金髪執事と1つ屋根の下











そんなに低い声出さなくても……。




あたしはそう思いながらも口には出さない。





学ラン金髪男子に巻いてあるロープほどこうとあたしは手を伸ばした。





でも途中で手を止める。








………忘れてた。












「ロープほどいたらあたしを一番最初に殺すんでしょ…?」




「……は?」




「さっきそう言ってたじゃない」




「……忘れた」











………………え?







< 44 / 246 >

この作品をシェア

pagetop