可愛くない同居人。

「凜の看病をします!」

凜はすぐさま否定した。

「しなくて結構です!」

「する!今日の予定決定!」

「僕は本当に大丈夫なので、あなたの大切な休日をそんなことに使わないで下さい」

「私の休日、どうしようが私の勝手でしょ?」

私は凜を安心させ、説得するかのように微笑んだ。

「私が今一番したいのは、一番大切なことは、凜の元気を取り戻すこと!」

凜は驚き、呆れたように笑った。

「あなたって人は・・・」

「さっ、部屋へもどって、ベッドにはいりなさい」

凜は素直に部屋へもどって行った。
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