可愛くない同居人。



「・・・うぅ」

頭が痛い・・・。


凛がブランケットをかけてくれたのか、朝起きても寒さは全く感じなかった。


服は昨日のままだったので、酔って帰ってきてそのまま寝てしまったんだと分かった。

にしても頭が本当に痛い。

飲みすぎたな。


眠気覚ましのためにも顔を洗おう。

そう思い洗面所へむかった。




扉を開くと、上半身裸の凛がいた。



「り、り、凛!?」

「あぁ、おばさん。おはようござ」


ガチャンっと激しい音をたてながら慌てて扉を閉めた。
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