とある霊能力者の仕事
家は普通の一戸建て。
しかしどこか黒く、重いモヤみたいなモノが家を取り囲んでいます。
手首に巻いている水晶の数珠を握りしめ、わたしはインターホンを鳴らしました。
出迎えてくれたのは、母の友人のそのまた友人さんと娘さんの二人。
二人とも暗い表情で、居間に通してくれました。
そして話を聞きます。
まずはどんな現象に悩まされているのか。
大学生だと言った娘さんは、重い口を開きます。
何でも今年の夏休みに、サークルで飲み会があったらしいです。
居酒屋で飲んだ後、みんなでカラオケに行き、日付が変わりそうになって慌てて解散をしました。
ですが娘さんを含めた数人の学生達が、帰り道の近くに墓場があることを言い出しました。
しかしどこか黒く、重いモヤみたいなモノが家を取り囲んでいます。
手首に巻いている水晶の数珠を握りしめ、わたしはインターホンを鳴らしました。
出迎えてくれたのは、母の友人のそのまた友人さんと娘さんの二人。
二人とも暗い表情で、居間に通してくれました。
そして話を聞きます。
まずはどんな現象に悩まされているのか。
大学生だと言った娘さんは、重い口を開きます。
何でも今年の夏休みに、サークルで飲み会があったらしいです。
居酒屋で飲んだ後、みんなでカラオケに行き、日付が変わりそうになって慌てて解散をしました。
ですが娘さんを含めた数人の学生達が、帰り道の近くに墓場があることを言い出しました。