とある霊能力者の仕事
娘さん達は酒を飲み干し、おつまみも食べ尽くしたところで、ゴミをそのままにしてその場を去ったそうです。

その後は終電の電車で無事に帰って来たみたいですが、後日、心霊現象に悩まされることになります。

まずは起きている時。

常に視線を感じるも、誰も自分のことを見ていない。

そして部屋の中にいる時、ラップ音が鳴る。

外で歩いていると、誰も触っていないのに突然体が傾き、転んで怪我をしてしまう。

体も疲れる理由がないのに、いつも気怠い感じがある。

そしてそれは夜にも起こるそうです。

夜、寝付きが悪い。

金縛りによくあってしまう。

目を閉じているはずなのに、自分の体が何故か見えて、黒いモヤに包まれるイメージが浮かぶ。
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