センパイ
~ガラッ~

ドアが勢いよく開いて加藤先輩が
入ってきた。

「おぉ~やってるな。トロンボーンはまじめだから
ありがたい。いつもありがとな。美羽がちゃんと
まとめてくれてるからだ。」

”よしよし”っとなでるように
うちの頭をポンポンッとした。

~~ドキッ~~

なに、今の。。。
「せっセンパイ、トイレ行ってきます!」
「はいはいーいってラシャイー。」

怖い、こんな気持ち。。。
初めてなんだもん、、、
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