センパイ
涙がこぼれそうになって

店を飛び出した。

そうしたらそこには圭太がいた。

美羽と圭太が仲がいいからしゃべるけど
そこまで仲がいわけじゃない。

でも。。。

「おい!?だいじょうぶか?とりあえずワックいこーぜ!」

とあたしを強引にワックに連れて行った。

そしてあたしを席に座らせ、圭太が列に並び
ワックシェイクを買ってくれていた。

しかもあたしがすきなイチゴ味。

「なんであたしがイチゴ味好きって知ってるの?」

「この前美羽が”こころはイチゴが大好きでね”って言ってたから」

ーズキッー

あたしの心の中がズキッてしてたのが分かった

でもさっきまでリクのことで胸が痛かったのに、今度は圭太だった。

もしかしてあたし。。。

圭太は
「とにかく喰え!そして泣け!」

って言ってくれたけど圭太が
バカなことばっかり言ってくるから
思わず笑っちゃった。

あたし、圭太のことが。。。

でも圭太が思ってるのは美羽なんだよね。

「圭太、ケータイもってる?いろいろ相談したいから
メアド交換しない?」

「おう!」

2人はメアドを交換してから
別れた。
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