偽りの心~愛してるけど愛してない~

私が起きたことに気付いてない女。


女は男に顔を近付け、キスをしようとした。


“目障り”


その言葉が頭の中を支配する。


「そうことは、私の居ない所か、私が出て行ってからしろ」


私が言葉を発したことによって、女はかなり驚いたようだ。


体がビクッて震えたのが見えたから。





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