Love days


「んんっ………やっ…」

何度も何度も角度を変えて、
唇を押し付けられる。




そして、やっと離してもらえたかと思うと、

耳元で囁いた。






「お前、この状況分かってる?」


「…は?」



「俺は、アイドルで、
お前はただの庶民。」


「だから?」

まだ私の腰に回されている腕を解こうとする。



だけど、

許されない。




「まだ分かんねーの?」


クスッと微笑んで、私を見つめてくる。



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