天神学園高等部の奇怪な面々Ⅷ
「集合は午前五時と言っておいたでしょう。遅刻ですよ」
少し怖い顔をする月に。
「そうです。月様の完璧なるタイムスケジュールに3秒58の遅れが生じました」
淡々と語るイリア。
どうにも月はやりにくかったりして。
「やーそれがさぁ」
チカが笑う。
「僕、万里ちゃんに棒アイス買って貰ったんだけど、次から次から当たりが出ちゃって止まらなくなっちゃってさあ。あ、みんなも食べる?」
コンビニ袋三つにいっぱいの棒アイスを掲げて見せるチカ。
「うまく行き過ぎて怖い」
万里がボソッと呟いた。
少し怖い顔をする月に。
「そうです。月様の完璧なるタイムスケジュールに3秒58の遅れが生じました」
淡々と語るイリア。
どうにも月はやりにくかったりして。
「やーそれがさぁ」
チカが笑う。
「僕、万里ちゃんに棒アイス買って貰ったんだけど、次から次から当たりが出ちゃって止まらなくなっちゃってさあ。あ、みんなも食べる?」
コンビニ袋三つにいっぱいの棒アイスを掲げて見せるチカ。
「うまく行き過ぎて怖い」
万里がボソッと呟いた。