天神学園高等部の奇怪な面々Ⅷ
先行した出麼にようやく月達が追いつく頃。
「落ち着け、オカマ」
「オカマじゃないっ!」
やはりチカは屋上にいた。
暴風雨の中を、出麼と対峙して説得されている真っ最中。
「そんな女装趣味してるから彼女できない」
「人の趣味にとやかく言わないで!」
「八つ当たりもいいとこ、迷惑」
「うるさいんだよ出麼は!」
「変態趣味を棚に上げて嫉妬は見苦しい」
「ムキーッ!よくも言ったなぁっ!」
…説得というか毒舌駄目出しだ。
「誰ですか、出麼さんに先行させたのは」
「「「あんただよ」」」
呟く月に、班員が一斉にツッコミを入れた。
「落ち着け、オカマ」
「オカマじゃないっ!」
やはりチカは屋上にいた。
暴風雨の中を、出麼と対峙して説得されている真っ最中。
「そんな女装趣味してるから彼女できない」
「人の趣味にとやかく言わないで!」
「八つ当たりもいいとこ、迷惑」
「うるさいんだよ出麼は!」
「変態趣味を棚に上げて嫉妬は見苦しい」
「ムキーッ!よくも言ったなぁっ!」
…説得というか毒舌駄目出しだ。
「誰ですか、出麼さんに先行させたのは」
「「「あんただよ」」」
呟く月に、班員が一斉にツッコミを入れた。