君のためにできること
救急車に乗り込み、俺はなつきの手を握っていた。
救急隊員が電話をしている。受け入れ先の病院が見つかったらしい。
不安が拭われた。
幸いに、なつきの脈もあった。少しだけ安心した。
ただ、なつきに、何度も呼びかけるが、何の反応もなかった。俺は何もしてやれることがない。
無力だ。
病院までの時間が、恐ろしく長く、感じる。
「なつき・・・・・・」と、俺は呟いた。
俺は、また、お前の笑顔がみたい。
「ちくしょう・・・」
救急隊員が電話をしている。受け入れ先の病院が見つかったらしい。
不安が拭われた。
幸いに、なつきの脈もあった。少しだけ安心した。
ただ、なつきに、何度も呼びかけるが、何の反応もなかった。俺は何もしてやれることがない。
無力だ。
病院までの時間が、恐ろしく長く、感じる。
「なつき・・・・・・」と、俺は呟いた。
俺は、また、お前の笑顔がみたい。
「ちくしょう・・・」