君のためにできること
「・・・従妹だよ。ほんとに」


「ふうん」


「何だよ?」


「手を出したら許さないよ?」


俺は、腰が抜けそうになった。


「ばーか!俺はロリコンじゃないよ、それに、従妹だぞ」


なつきは、俺とシエルの関係を怪しんでる。


「ならいいけど。じゃあ明日来てね!」


「お、おう」


俺はシエルを引っ張るように病室から連れ出し、出た。やっぱり、連れて来るべきではなかった。
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