海の星
しょうた君との時間は本当にあっという間で、すごく楽しくて会話が途切れることがなかった。

夜景は1箇所だけでなく、3,4箇所回ってくれた。

「本当に綺麗だね。」

『昨日雨だったから、ほこりとかもなくなってるんだよ。』

「雨の後って綺麗なの??知らなかったぁぁ」

『また、連れて行くよ。』

「本当??やった。ありがとうね。」

『なんか時間あっという間だね。そろそろ、帰ろうか。明日も仕事だよね?』

「そうだね、また近々遊ぼう。今日は連れてきてくれてありがとうね」

『いやいや、大丈夫。楽しかったし、また遊ぼう』


最初のデートは、日付が変わるころに解散した。ちゃんと家まで送ってくれて、家についてからもきちんと、お礼メールもした。

メールは途切れることなく、夜中まで続いたね。


メールは毎日、朝から夜寝るまで続き、彼に会うのもどんどん頻繁になっていった。

週に2,3回は遊ぶ感じになっていた。

帰る時間もどんどん遅くなって、2,3時に解散して、次の日に仕事という生活が続いていた。

ちさにも一応、彼と遊んでいることは報告していた。ちさはよく、からかってきたけど、それも少し心地よかったのかもしれない。

きっとどんどん、彼のことが好きになっていったんだ。

悩みにいち早く気づいてくれて、「俺の前では無理しないでいい」と言ってくれてた彼にどんどん甘えていった。



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