海の星
「それはちょっと怖いかも・・・でも連絡が来てるだけで、さすがに家まではきてないんでしょ？？」

『それはさすがにいまんとこないかな。でも結構連絡が来る。返してなくってもくる。』

「きっとまだ忘れらんないんじゃない？？」

『でも。。。。ゆいか聞いても引かない？？』

「？？何を？？」

『何を聞いても引かないでくれる？？』

「いいよ、大丈夫。」

『・・・あいつ、結婚してるんだ。』

思っても見なかった発言に一瞬止まってしまった。。。

『あ、引いただろ？？』

「いや、びっくりはしてるけど、ひいてはいない。」

『うそだ。今の顔絶対引いた顔した。』

「いや、ほんとに引いてないよ。大丈夫。」

『・・・・』

「友達にもいるよ、そうゆう子。ゆいかもなくはないし、ただ、しょうたくんがそうゆうタイプに見えなかったのでびっくりしたのと、そんな執着してる人が、既婚者だとは思わなかったからさ。」

『別居中だったんだ。だから、毎日会わなきゃ駄目っていわれてたし、家に帰ってるか確認するのに家電にかけてきたりもしてた。』

「そうとう、好きだったんだろうね。不安だったんじゃない？？しょうたくんに捨てられるのが怖かったんだよ。。。」

『俺は、今も執着してくるあいつが怖い。。。非通知電話も多分あいつだし、いろんな知らない番号から電話もくるけど、一切とらないようにしてる。完全にシカトしてる状態。』

「一回話してみたら？？しょうたくんから連絡して。」

『え？？』
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表紙・目次

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