海の星
朝、目が覚めると、彼は隣でおきていた。

「・・・おはよう」

『おはよう。今日も仕事だろ??送ってくから準備しな!』

そういって、頭をポンと叩いた。

いつも通り優しい彼。機能の出来事なんて無かったかのように普通だった。

そして、彼は私の家まで送ってくれた。

帰り道の会話もいつも通り、気まずさも無くたわいもの無い話を続けた・・・

『じゃあ、またな。』

「うん、またね。送ってくれてありがとう」

朝早い時間だったのに、さわやかな笑顔で送り出してくれる彼。

やっぱり好きだなぁって思った。

部屋に入り、彼にメールをしようと形態をカバンから探す。

「あ・・・」

形態を彼に家に忘れてきてしまった。このとき、私は携帯を何台か持っていたので、すぐにもうひとつの携帯から彼に電話をした。

『もしもし??』

「あ、ゆいか。ごめんね、いつもしょうた君と連絡とるほうの携帯が無くって、家に忘れてない??」

『え??あ、まだ家ついてないからついたら探してみるよ!!』

「あ、ごめんね、まだ運転中だった??申し訳ないけど、よろしくね☆」
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