海の星
『なんか人と話したりするのとか得意そうじゃん。』

「話せばいいってもんじゃなかったんだもん。やっぱり頭がよくないと無理」

『そうなんだぁ。ゆいかには向いてそうだけどね。』

「まぁ、よく言われるけどさ。。。それよりちさはどうなの??」

『うーん、彼氏はいないよ。寂しい人生を送っているさ。』

「同じジャン。うちらかわんないね」

『あ、明日来週飲み会あるんだけど、くる??」』

「え??いいの??人数とか急に増えて大丈夫?」

『うん、大丈夫だよ。ただ、いい人はいないかも。。。それでもよかったらおいでよ』

「まじで☆いくいく☆」

ちさは昔からよく飲み会を開いていた。合コン毎週ってこともあったみたい。

なんでそう顔が広いのかはわからないけど、いろんな知り合いがいた。昔はよく飲み会とかに誘ってもらっていたんだ。


この日は、二人で散々飲んで終電で解散。来週の飲み会の連絡待ちということになった。



ちさと再会したこと、後悔してないよ。

ちさはどう思ってるんだろう。。。。この頃はあんなことになるなんて、思ってなかったんだ。

きっとちさもそうだよね??

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