最低王子と小悪魔女

「用がなきゃ話しかけちゃいけないんだ? いつの間にそんな他人行儀になったんだー? 俺らって」

「誰のせいだと思ってるのよ」

「それは、まあ、悪いとは思ってるよ。
でさ、今日なんだけど、一緒に帰らないか? ちょっと寄り道してパフェでも食べにさ。俺のおごりで」


 ムカついたので、無視してさっさと歩いて行ってやる。
 
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