最低王子と小悪魔女

「平気平気。それに、花那だって部活で忙しいでしょ?」

「うん、まあね。……多分あの場所なら大丈夫だと思うけど、気をつけてね? バスケ部ファンの子ってスゴイから」


経験者は語るってやつだな。
というのも、かつて花那は、バスケ部のある先輩を追っかけていたことがあるのだ。

< 93 / 267 >

この作品をシェア

pagetop