シェリの旅路
「人々を石にしているのは
魔術師。愛をなくした者が
やっている事なの。
本当は世界中の人々が全員
石になるはずだったんでしょう
けど私達は生きてる」
「……共鳴したから?」
フランの話を理解し、
ハーヴァルドは問う。
「そう。答えは私達が全員
何かの心をなくしていて
愛をなくした者に共鳴したから。
妖精のキミは幻だから
石にならないだけで
共鳴したわけじゃないけど」
「で、あたし達が一緒に
旅しないといけない理由は
何なの?」
ヴァネッサが問いかける。
「キミの話によると、
キミが妖精になった頃、
人々が石になりはじめたそうよ。
キミは女神アフロディア様に
私達共鳴者を集めて
私達がなくしたものを
取り戻す手伝いをするよう
言われたそうよ。
私達は心を取り戻して、
愛を失った者に
愛を取り戻させないと
いけないらしいの。
それが私達の使命」
フランは自分が知っている事を
すべて話した。
魔術師。愛をなくした者が
やっている事なの。
本当は世界中の人々が全員
石になるはずだったんでしょう
けど私達は生きてる」
「……共鳴したから?」
フランの話を理解し、
ハーヴァルドは問う。
「そう。答えは私達が全員
何かの心をなくしていて
愛をなくした者に共鳴したから。
妖精のキミは幻だから
石にならないだけで
共鳴したわけじゃないけど」
「で、あたし達が一緒に
旅しないといけない理由は
何なの?」
ヴァネッサが問いかける。
「キミの話によると、
キミが妖精になった頃、
人々が石になりはじめたそうよ。
キミは女神アフロディア様に
私達共鳴者を集めて
私達がなくしたものを
取り戻す手伝いをするよう
言われたそうよ。
私達は心を取り戻して、
愛を失った者に
愛を取り戻させないと
いけないらしいの。
それが私達の使命」
フランは自分が知っている事を
すべて話した。