シェリの旅路
エッグ塔2階。
「次は僕が行きます」
ハーヴァルドが敵を前にして
言う。
「気をつけて」
フランは少し不安になり
抱きしめて言う。
「えぇ。行ってきます」
ハーヴァルドはいつもの
笑顔で言って、
フランを抱き返し
敵の元へ向かった。
ハーヴァルドの相手は
コウモリに似た魔獣。
素早いかつ小さいので的が
定まりにくい。
素早い動きでハーヴァルドに
かすり傷を負わせると同時に
血を吸っていく。
(くそっ!威力はあるのに矢が
当たらなくては意味がない。
避けてばかりで防戦一方だ)
倒せないかもしれないと
焦りから不安が募る。
敵は無傷に対してこちらは
かなりの出血だ。
彼のそんな様子を
フランは心配そうに見つめ、
ただ彼の力を信じて祈る。
明らかに戦意喪失している
ハーヴァルドの顔を見て、
ジオはフランに問いかけた。
「なぁ、フラン」
「何?」
フランはハーヴァルドから
目を話さずに答える。
「次は僕が行きます」
ハーヴァルドが敵を前にして
言う。
「気をつけて」
フランは少し不安になり
抱きしめて言う。
「えぇ。行ってきます」
ハーヴァルドはいつもの
笑顔で言って、
フランを抱き返し
敵の元へ向かった。
ハーヴァルドの相手は
コウモリに似た魔獣。
素早いかつ小さいので的が
定まりにくい。
素早い動きでハーヴァルドに
かすり傷を負わせると同時に
血を吸っていく。
(くそっ!威力はあるのに矢が
当たらなくては意味がない。
避けてばかりで防戦一方だ)
倒せないかもしれないと
焦りから不安が募る。
敵は無傷に対してこちらは
かなりの出血だ。
彼のそんな様子を
フランは心配そうに見つめ、
ただ彼の力を信じて祈る。
明らかに戦意喪失している
ハーヴァルドの顔を見て、
ジオはフランに問いかけた。
「なぁ、フラン」
「何?」
フランはハーヴァルドから
目を話さずに答える。