シェリの旅路
「妖精って本当にいるんだ。
伝説って本当なの?」
フランは初めて見る妖精に
興味を示してまじまじと
見つめる。
『うん。キミは恋する心を
なくしたの。だから妖精に
なったの。恋した事ある?
あるならキミに恋する心教えて』
キミはフランの目の前に
飛んでいって問う。
フランの緑色の瞳にキミが映る。
フランはキミの質問に我に返り
「私のは参考にならないと思う。
それより共鳴者って何?」
『えっとねぇ……』
「その前に君が町の代表として
調査員に選ばれた理由を
教えてくれ」
キミの言葉を遮ってジオは言う。
(風のせいで石になるって
わかってるなら
魔力のない人間でも魔法が
絡んでいるのは察しがつく。
そんな危険な調査の町の代表に
こんな小娘が選ばれる
はずがない。つまり私は
怪しい人物。
最悪、人を石にしている
本人かもしれないと
疑ってるのね。いい分析だわ)
伝説って本当なの?」
フランは初めて見る妖精に
興味を示してまじまじと
見つめる。
『うん。キミは恋する心を
なくしたの。だから妖精に
なったの。恋した事ある?
あるならキミに恋する心教えて』
キミはフランの目の前に
飛んでいって問う。
フランの緑色の瞳にキミが映る。
フランはキミの質問に我に返り
「私のは参考にならないと思う。
それより共鳴者って何?」
『えっとねぇ……』
「その前に君が町の代表として
調査員に選ばれた理由を
教えてくれ」
キミの言葉を遮ってジオは言う。
(風のせいで石になるって
わかってるなら
魔力のない人間でも魔法が
絡んでいるのは察しがつく。
そんな危険な調査の町の代表に
こんな小娘が選ばれる
はずがない。つまり私は
怪しい人物。
最悪、人を石にしている
本人かもしれないと
疑ってるのね。いい分析だわ)