シェリの旅路
「じゃあ、なぜオレ達を
見ていた?」
ジオは問う。
「旅の途中、買い出しに
行こうと偶然寄った町の人達が
石になってたの。
すぐに魔術師の仕業だって
気付いて、近隣の町も被害に
あっているのか様子を水晶で
探っていたらたまたまあなた達
が映ったのよ。その時に共鳴者
とか気になる言葉を
言ってたからその真相を
確かめるために近付いただけよ。
そういうことで
もう用はないから行くわね」
フランは誤解を解くつもりは
なかったが強く振る舞おうと
必死になっている怯えた青年を
見て、気の毒に思い説明した。
何より自分が魔女と
思われるのが一番嫌だった。
『待って。一緒に旅して
愛をなくした者を
助けなきゃなんだよ?
共鳴者としての使命を
果たさなきゃ』
キミは去ろうとする
フランの前に飛び出した。
見ていた?」
ジオは問う。
「旅の途中、買い出しに
行こうと偶然寄った町の人達が
石になってたの。
すぐに魔術師の仕業だって
気付いて、近隣の町も被害に
あっているのか様子を水晶で
探っていたらたまたまあなた達
が映ったのよ。その時に共鳴者
とか気になる言葉を
言ってたからその真相を
確かめるために近付いただけよ。
そういうことで
もう用はないから行くわね」
フランは誤解を解くつもりは
なかったが強く振る舞おうと
必死になっている怯えた青年を
見て、気の毒に思い説明した。
何より自分が魔女と
思われるのが一番嫌だった。
『待って。一緒に旅して
愛をなくした者を
助けなきゃなんだよ?
共鳴者としての使命を
果たさなきゃ』
キミは去ろうとする
フランの前に飛び出した。