私と君が出逢った場所
はち

―――『関根くん!関根くん!大丈夫?』

さっきいきなり抱きつかれたと思ったら試合で疲れていたのかすごい熱だった。


―――――――――――――――――――――――
――――


『やっと目覚めたね。少しは熱下がったみたいだね。』

私は関根くんの家に行き看病していた。

関根くんのお母さんはまだいないみたいだから―――…。

「ごめんな、松嶋」

関根くんは申し訳なさそうに言った。

『ううん、私は平気だよ(ニコ』

(てか関根くんの部屋綺麗…)


「松嶋、もう帰っていいよ」

私は関根くんの言葉に同様した。

私は、

『でも、まだお母さん帰ってきてないみたいだし…1人じゃまだ何もできないんじゃないの!?』

関根くんにこう言った私は自分でも、もう少し一緒にいたいという気持ちが有りすぎた。

「いや…俺はもう大丈夫だから」

『私は関根くんと一緒にいたいの!!』

(あっ!!)

私は本人の前でつい本音を言ってしまっていた。

< 35 / 81 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop