私と君が出逢った場所
―関根side―
なんかものすごくだるい…
あー、目の前が真っ暗になっていく。
(ん?ここ俺の部屋?母さん帰ってきた
んだ。―――…って違う。松嶋?)
俺はいつの間にか松嶋に自分の家を案内
していたらしい。
『やっと目覚めたね。』
って松嶋だったんだ。
確か…俺、松嶋になんか話そうとしたん
だっけ?
松嶋に悪い事したな―――。
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『私は関根くんと一緒にいたいの!』
――――え?松嶋が?俺の事を?
俺は戸惑った。
てか、全く気づかなかったし。
「松嶋さ、さっき言った事ほんと?」
俺はなんでか松嶋に少し期待してしま
っていた。