私と君が出逢った場所


『やっと家に着いたー!』

私は改めて関根くんちは遠いなと思った。


「おう――…」

圭太はちょっと私と話すのが気まずそ
うに言った。

私は、

「おう――…」

と言われてびっくりした。

圭太はちょうど部活帰りだったのか少
し汗ばんでいた。


―――――――俺さ…


圭太は私に言ってきた。

‘好き’と…。

私は圭太に言われて正直びっくりして
声が出なかった。



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