私と君が出逢った場所
じゅうに
『圭太、話って何?なんか最近圭太おかしいよ?』
「おかしい?そりゃあ、俺はお前に告っといて普通にしていられると思う?……できるわけないだろ!!」
圭太は真剣で少し怒ったように私に言った。
『ご…ごめん…』
私は圭太に申し訳なくなんだか悪い気がしていた。
―――「俺、フラれるんだよな」
圭太は私の耳にささやいて教室に戻っていってしまった。
圭太の話しって……もしかして…こないだの?
―――『圭太ーーーっ!!!』
私は知らぬまに圭太を呼んでいた。