私と君が出逢った場所

さん


「まっちゃんご飯食べよ♪」

亜子が笑顔で言ってきた。

私は、昨日の事が頭がいっぱいで返事遅れてしまった。


「なんか昨日あった?」

『うん!!良い事が♪』

私は笑顔で亜子に伝えた。

「何々?もしかして関根くん関係だったりする?」

勘が鋭いのか亜子は言う。

私は即答だった。

『うん!!』

あまりたいしたことじゃないかもしれないけど私は嬉しいことだった。



「関根くんこっちに来るよ?」

亜子が早々と言った。

『亜子、冗談はやめてよ。関根くんが来るわけないじゃん!』


関根くんは何か私に言いたいことがあるような顔していて

「前にぶつかった時大丈夫だった?」

と一言関根くんは私に言った。

亜子は何がなんなのかわからない顔して、

「え?」

と言った。

『うん!大丈夫だったよ!関根くんこそ大丈夫だった?』

私は関根くんに問いかけた。

「俺も大丈夫。じゃ萌が待ってるから」

そう言って関根くんは教室から出て行ってしまった。

(そっか…恋人同士だもんね…)

「うち等も早くお昼食べよ?」

「にしても、関根くんが萌ちゃん以外の女子と話すなんて珍しいね〜」

亜子はそう言って私に言った。

『そうなの!?』

「そうだよ。関根くんってクールだし、あんま女子と話さないタイプじゃん?」

『関根くんって、周りが思ってるほどクールじゃなかったりしてね♪』

私は関根くんと出逢った時を思い出した。

(あの時の関根くんってクールって感じじゃなくてさわやかだったんだよね。)

と亜子と語っていたらお昼休みが終った。

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