キライのちスキ


なんて、
意味のわからない事を

考えながら

ベッドを、
ゴロゴロしてると


「…はるかってば!!」


お母さんの声が、
ドアの方から聞こえた


「…ぇ、何??」


うゎぁ…!!

今のもしかして、
見られてたぁぁぁ??!!!


恥ずかしいぃぃッッ!!



「お客さんだょ」

「…は??客??」

「うん」


お母さんは、
それだけ言って

出て行ってしまった


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