ポーカーフェイスとあまえんぼ
「?どうしたの??」
葵くんは首をかしげる。
「だって、そんな当たり前みたいな顔してサラッと言われると、嬉しいじゃん。」
私は相変わらず真っ赤なまま、そう呟いた。
「だって、当たり前のことじゃん。でも、それで喜んでくれたならよかった。」
葵くんはニコッと笑ってそう言った。
だから、その顔かっこいいんだって~!!!!
葵くんの笑顔を見た私は、さらに真っ赤。
私はさりげなく目線を外してクレープにかじりついた。