俺が男子校にっ!?[上]



――――バンッ



勢いよく隆哉が屋上の扉を開けた



「はぁはぁ…瑞樹、大丈夫か??」



『大丈夫じゃないかも……』


「えぇっ!マヂ!?」


『マヂだって…精神的に……』


「確かに俺も……」


と、俺の言葉に隼翔も続いた



『まさか…この学校に……』


そう言った途端瑞樹の顔が真っ青になった



「に、兄ちゃん!!!マヂで大丈夫!?」


隼翔が背中をさすってくれた



『ありがと、隼翔……』


「ほら、水!!!これ飲んで落ち着け?」


「あぁ、サンキューな…」



隆哉から水を受け取り飲んだ


「つーか、あれって日常茶飯事だよな」


と海斗がいった


すると


『ブーーーッ!!』



水を飲んでた瑞樹は思いっきり吹いた



「うおっ!?」


「兄ちゃん、汚ねぇよ…;;」


『わりい………』



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