俺が男子校にっ!?[上]


情報交換が終わった後、海斗達は隼翔の部屋へ向かっていった



『で、琉華は何しに俺んちに来たの?』

琉「あっ、それはなぁ…うちも、剛劉高校いきたいねん!」

美「『はぁ!?』」


こいつ、馬鹿だろ!!
剛劉高校が何かわかってんのか!?
男子校だぞ!!?
俺は流れで入っちまったけどさぁ!!

美「あんた馬鹿でしょ!!?男子校なのよ?!」

琉「大丈夫やって!ちゃんと男装するし♪」

美「そういう問題じゃないでしょ!!」

琉「心配いらんって!!瑞樹が居るんやし☆」

美「何でそこで瑞樹が出てくるのよっ」

琉「えっ??美由紀知らんのん?」

美「何を??」


まさか、琉華の奴…俺が剛劉に居んの知ってんのか…?


琉「瑞樹が通ってる学校って剛劉やで??」


…やっぱり知ってやがったか

美「はぁ!!?」

『ごめん、ごめん…あん時言うの忘れてた』

美「はぁ…もう過ぎたことだからいいけど……」


良いのかよ(笑)

美「まぁ、鬼炎と同盟組んだわけだし、情報を直ぐに伝えられるからそっちのが良いと思うけど…くれぐれもスフィアであることがバレないようにしなさいよ?」

琉「ふぁーい♪」

美「じゃあ瑞樹、琉華を頼むわね…?」

『はいよ、頼まれました』



はぁ…これから忙しくなるなぁ……コイツ(琉華)のせいで


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