焦らし愛


「ち、近いっ!離れてよっ」


逃げようとする咲の腕を掴んで、抱きしめた。




「…ひゃっ……」


咲は座ってて、俺は膝をつけて立ってるから咲の頭が俺の胸にスッポリとおさまる。



ほのかに香る咲の香りが俺のスイッチに火をつけた。


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