一番星に祈る




授業中、俺は授業の内容なんて頭に入らなくて。

ずっと考えていた。
俺のこの気持ちの正体を…。


考えても考えても、わからなくて……

気分が悪い。

もやもやして、いらいらする。


何だよ…もう…嫌だ。



俺の視線は気づけば、中川に向いていた。





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