一番星に祈る





気持ちの整理ができないまま時は過ぎ、気づけば雪の降る季節になっていた。


いつもの学校の帰り道…

俺は変わらず真といた。


俺が原因不明の気持ちに悩まされるようになってから、俺に対する真の態度も変化していた。


俺の異変を、気にしているのか。
本当にごめんな…真。




「…なあ。亮?」






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