幼馴染みが好き
「いってぇ…ってあれ??俺完全に爆睡してた??」
「うん、おはよ、悠樹」
「おぉ、はよ」
悠樹は立ち上がると、私のほっぺに軽くキスをしたのだった。
「…は…えっ…??」
動揺した私を見て、悠樹はにやっと笑った。
「すきありすぎ(笑)」
「………」
たぶん今、私の顔真っ赤だろうな。
「あっ!お母さんが待ってるんだった!」
「よし、じゃあ行きますか!」
「うん」
2人でお母さんのもとへ行くと、車を暖めて待っていてくれた。
「ずいぶんと遅かったのねぇ。2人でなにかあったのかしら??」
こちらをうかがうように聞いてきた。
「な、何にもないよ!!ねっ!悠樹?!」
そう悠樹に助けを求めたんだけど…。
「おぅ。ただキスしただけだよな??笑」
「えっ?!友美、どういうこと??」
「ちょ、ちょっと悠樹?!」