甘い恋愛 ~天然美少女vs美男双子~



「...李紅ちゃん。男にならなくても、いいよ...」
叔父さんが、苦笑いをしながらいった。


「え?」


声に出してたかな?
心の中でいったつもりだったけど...


「ったく、顔に出すぎなんだよ」


はあ、とため息をついてイケメン2くんがいった。


「あ、しゅいませんっ...」


か、噛んじゃったっ、
恥ずかしくなって、俯くと


「くくっ、おもしれぇ。俺はいーけど?住んでもらっても」


え...

うそ...

いいの...?


ほ、本当ですか!?ありがとうございますっ、」

ぱあ、と明るくなって、ニコッっと微笑みを見せた。
嬉しさのあまり、ぎゅう、と抱きついていた。

「...っ、」


イケメン2くんが、みるみるうちに、顔が赤くなっていく。
下唇をかんで、なにかを必死にこらえているみたい。


「だ、大丈夫ですか?」


「...さわんじゃねえ...」

手を差し出すと、振り払われてしまった。


汚くないのに...
ひどいよぉ...


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