甘い恋愛 ~天然美少女vs美男双子~
瞬くんかあ...
気まずい...
「...お前、眼鏡は?」
しばらくお互い黙り込んだあと、それを破ったのは瞬くんだった。
へ? 眼鏡?
ああ。
そういえば、あったときは眼鏡かけてたもんね。
「普段はコンタクトだから」
と、コンタクトのケースを差し出し、ピースをしながらニコ、と笑顔を見せた。
「はあー...、なんなんだよ、もう。」
瞬くんは、ブツブツいいながら、不機嫌になっていった。
んー? なんかいったっけ?
急に不機嫌になって。
「短気は損気だよ?」
くすくす、と笑いながら相手の頭を撫でてみた。
髪ふっさふさだあ~
はまるかもっ。
「―っ...、お前、ほんと分かってねぇよ」
「...?」
なにをいってるんだ、この人は。
その瞬間―
バサッ
「ひゃぇ...!?」