手の平から






「じゃあ次は賀山の誕生日祝わないとな。」



相沢に軽く頭の上をポンッと叩かれた。
頭に乗せられた手から全身に温かさが伝わった気がした。


暗くて相沢の表情は見えにくかったけど笑ってるように思えた。
赤くなった私の顔を見られなくてよかった……
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