手の平から



「どうした?顔赤いよ。」

「……しないほうがいいよ?」


「えっ?」


「彼女じゃない女の子に……そんな風に優しくしたら……」


「どうして……?」


「勘違いする……」


何言ってるんだろ私……


「相沢が……私のこと特別だって……」


相沢が首をかしげた。
< 83 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop