愛してるんだよ。
そんな事を考えながら、一葉を見ると顔を歪めていた。



また…嫌な夢を見ているんだろうか?



一葉の小さな頭をゆっくり撫でると、表情がゆっくりと戻っていった



「もう12時だな…杉原、家に連絡とかしなくて大丈夫なのかな?」



『知るかよ、お前はいいのか?』



「うち、放任主義だから」



『あっそ』



ジッと杉原を見つめる浅海がボソッと呟いた



「可愛いいよな…」



『お前はキモイ』



「お前、毒しかはけないの?」



ちょっと落ち込みかけている浅海



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