愛してるんだよ。

「サツキさん、男の人って何を貰ったら嬉しいのかな？」



『何だろなぁ…矢倉、誕生日なのか？』




「うん」




『…自分で考えるんだな』



「サツキさん冷たい。カズの心見て、教えてください。」



『何か勘違いしてないか？私は、気持ちが聞こえると言ったんだ。心が見えるわけじゃない。たまに気持ちになって聞こえる時もあるけれど、私だって万能じゃあないからね。それに、前にも言ったろ？ほとんどの声は遮断出きるって、お前の後悔の念や気持ちは強すぎるから、なかなか難しいけれど…こんな能力嬉しくて授かったわけじゃないんだ。』