総長が求めた光 ~Ⅰ序章~【完】
「おかしかった・・・・?」
あたしが不安そうに聞くと、
「とってもよく似合ってるよ。レナちゃん。」
「おい赤ずきん、それもいいけど、これ着ようぜ!!」
アサが手に持っていた黄色のビキニを渡す。
「いいよ。」
「レナー!!これ次着て!!」
ユウコは真っ赤なビキニを持って来た。
君たち、あたしを君たち色に染めないでくれ。
「わかった。ちょっと待ってて」
「早くな!!」
ユウコは、待ちきれないといった顔をしている。
本当は少し楽しかった。
だって、みんなとこんな風に買い物何て来たことがなかったから。