総長が求めた光 ~Ⅰ序章~【完】
本当に気配がないなコイツ。
ある意味とても怖い。
何考えてるかもよくわかんないし。
「何しやがる!!シュウ!っざけんなよ!!」
ガバッと起き上ったカラがシュウに喚く。
「うるさい。」
「てめーが、出て来なかったのがわり―んだろーが!!」
冷たく見下ろすシュウと、食って掛かるカラ。
はぁ。
「シュウ準備できたから行こう?」
「ん。」
返事をすると、シュウはまた部屋に戻ってしまった。
寝ないよね・・・・?
「ったく。おら、行くぞレナ」