総長が求めた光 ~Ⅰ序章~【完】
「行かなくていいのか?ヒサ」
いない。
横を見るとすでにヒサはいなかった。
「こういうときだけ早いよな。」
「あー!!ずりい!ヒサ赤ずきんを肩車しに行きやがった。」
「アサ。お前口の中にこのキャベツぶち込むぞ。」
「もう何も言いません。」
キャベツをほかの奴に取られた時のヒサはこえーからな。
~♪~♪
不意に俺の携帯が鳴った。
どうやらメールが届いたらしい。
開くと、“鶴姫”総長のメグからだった。
To ルイさん
From メグ
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ご報告したいことがあります。
夕方伺ってもいいですか?
―――――End―――――――