総長が求めた光 ~Ⅰ序章~【完】
「決まりだ。おめーの将来は“ほら吹き職人”だ」

「バカ。ヒサそれ儲かんねーよ」

突っ込みどころ違うだろ。

なにここ。天然の集まり?

「オイお前ら。何あほなこと言ってんだ。ヒサ邪魔だ早く入れ。」

「わぁーったよ」

けだるそうに歩くヒサの後ろから出てきたのは

「さ、サーカス団・・?」

「「「「「どっから出てきたその発想」」」」」

「だ、だって!!」

そう思わざるを得ないでしょう!?

ドアから入ってきたのは、紺色、赤色、金髪、オレンジ頭の4人。

「誰だ~?この頭のいかれたねぇ~ちゃんは。」

「なんでこの部屋に女がいんだよ!!」

「俺もう眠ーんだけど」

「さっきカラがメールで言ってたじゃじゃ馬じゃねーのか?」

紺、赤、オレンジ、金が言いたい放題話し出す。

てか、カラ後で頭のピアスむしり取ってやる。


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