総長が求めた光 ~Ⅰ序章~【完】
「お前もうシないんじゃなかったのかぁ?」
カラがニヤリとしながらアキを見る。
「ばっか。プリンセスのためにためだろ?それがプリンスの仕事ってもんだ。」
なんか大工みたいだなお前。
「なぁ。ルイ。」
「どーした?ユウコ。」
右から服の裾をクイクイと引っ張られる。
「アオイは何する気なんだ?」
「うーん。たぶん、その入って来たっていう女と寝るつもりなんだと思う。」
「はっ//////!?」
どうやらユウコには刺激が強すぎたらしい。
「まぁ、アキの十八番だろ。女と寝て情報集めるの。」
「あったりー!!」
アキがピースをしながらにっこり笑う。
お前レナちゃんのために健全になるんじゃなかったのか。
まぁ、コイツにそんなものは求めるだけ無駄か。
「じゃあ。決まったな。」